写真:アメリカのアンティークショップ
数多くあるお店の中から当店をご覧になっていただきまことにありがとうございます。 15年間の海外生活を経て、様々な品物に触れることができました。
アンティーク、ヴィンテージ雑貨が大好きで、趣味が高じてオンラインのお店を立ち上げました。
取り扱い商品は主に、アメリカのディプレッションガラス、戦前、戦後の輸出専用品、動物をモチーフとしたフィギュリン、プレート等のビンテージ品となります。
日本、また他店では見つけることができない、きれいな、かわいい、素敵なお品を紹介したいと思います。 すべての品物は、直接、海外に行き、厳選して仕入れを行っております。当店での取り扱い商品はほとんど一点ものといってもよいくらいです。
商品の一つ一つに特徴がございます。一つひとつのすべての商品を大事にしております。 そして商品を通じてご縁のあったお客様も大事にしたく、末永いお付き合いができますことをお祈りしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
ディプレッションガラス、Depression Glass(ディプレッショングラス)の名前はアメリカにて1929年より1935年の世界大恐慌時代に作られたプレスガラス製品から来ました。
アメリカの不況時代に少しでも明るい世の中にしようという願い、祈りを込めて食器にきれいな色付けが施されました。色は透明感のあるグリーン、ピンク、イエロー等、カラフルな色のガラスが多く、繊細な模様が施されています。
現在では1920年より1970年代に製造されたプレスガラスを総括してディプレッションガラスと呼ばれています。
当時のプレスガラス機は、現代の技術とは異なり、製品は柄のずれ、ヘアライン、キズ、うねり、凸凹、気泡、異物の混入がございますが、限られた生産、そして数百種類のパターンと、華やかで優しい色合いは時代を経て、現代では、歴史の証として、大変貴重なコレクションの品物として愛されております。
オキュパイド・ジャパン(Occupied Japan)とは、日本が第2次大戦での敗戦後、1945年から1952年までGHQ(連合国最高司令官総司令部)の占領下にありました。
オキュパイド(Occupied)というのは占領されたという意味となります。
1947年から1952年までのサンフランシスコ講和条約が発効されるまで、日本からの輸出品には、Made in Occupied Japanという印を入れることをGHQより命じられました。
陶磁器をはじめ、玩具、衣類、時計、カメラなど様々な品物が海外に輸出され、敗戦国で貧しかった日本の経済復興を促しました。
占領下の限定された5年間に生産されたMade in Occupied Japanの品々は、現在、大変希少価値があります。
陶磁器の多くは職人さんが手描きをされています。
手作り感あふれ、愛情のこもった品々がはるか昔に海を渡ってアメリカに行き、また日本に帰ってきました。
里帰りが叶ったすべてのお品が、これからも皆様に大事にしていただけますよう願わずにはいられません。